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赤羽寛樹

Author:赤羽寛樹
誕生日:S47年3月17日
血液型:O型
生まれ:新潟県新潟市
性 別:男
「新潟市古町通五番町の着物屋『赤羽』の若旦那でございます。
着物の楽しさを広めるべく頑張りますのでよろしくおねがいします!」


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皆様、こんばんは。

本日の新潟市内は強風で寒かったですね。
風邪などぶり返さないようにお気を付け下さい。

さて、本日はここ最近続けてきました
『きものの柄』シリーズのまとめとして
同じ柄を各柄の種類で配置してみるとどうなるか、
を記載して、少しでもより深くご理解いただければと思います。

柄はこれを使わせて頂きます。



tukesage.png


いや、自分で簡単に作ったスマイル的な柄ですが
意外と気に入ってしまいました(笑)

今回はまとめらしく、
『柄の種類』を改めて解説するとともに、
その柄付けが使われている代表的な『着物の種類』も
併せて記載させていただきますね。




【小紋柄】

komon.png

※柄解説
同じ柄(パターン)の繰り返し、
あるいは似たような柄(パターン)の繰り返しの柄。
縫い合わせで柄がつながらず、
柄そのものもあまり上下が感じられないよう
デザインされている事が多い。

※使われている着物
小紋、一般的な織物、浴衣、等々・・

後染の着物の『小紋』はもちろん、これになります。
また、所謂、織物全般も柄の製法は『絣』を代表とする
『先染め』ですが柄の配置は小紋柄となりますよね。
浴衣は
『小紋柄を染めた木綿地を単衣に仕立てた着物』とも言えます。


【附下柄】その1『いわゆる附下小紋』

tukesage-komon.png


※柄解説
前後ともに柄の上下が一定になるが、
衽や背縫い等の縫い合わせでは柄がつながらない。
きもの全体に柄は配置されている(総柄)。

※使われている着物
附下

実はこの柄が本来の『附下柄』です。
小紋の『弱点』、という言い方も変ですが(苦笑)、
柄の上下が前後でひっくり返ってしまうということを、
解消した、柄付けです。
一見小紋に見えるけど、よく見たら附下になっている、
というものです。
これがわかると『きもの通』だと思われますよ(笑)。

あと、先日の日記で紹介した『青海波のお着物』、
よく見ると、着物上部(顔周辺)と下部(裾周辺)では、
実は波の大きさが違います。
ですので、小紋というよりはむしろ絵羽柄に近いのです。
しかし、縫い合わせでは柄が合わないので『絵羽風』、
つまり『絵羽っぽい』と書かせて頂いた、ということです。




【附下柄】その2『附下』

tukesage-tukesage.png

※柄解説
前後ともに柄の上下が一定になるが、
衽や背縫い等の縫い合わせでは柄がつながらず、
絵羽風に柄を配置してある。

※使われている着物
附下

皆様が附下、と言われて真っ先に思いつくのは
こういったお着物ではないでしょうか。
柄は縫い目でつながらない(合口が合わない)のですが
『絵羽柄っぽく』柄を配置してあります。
訪問着代わり、と言われた所以です。



【絵羽柄】その1『いわゆる附下訪問着』

tukesage-houmongi.png

※柄解説
前後ともに柄の上下が一定になり、
衽や背縫い等の縫い合わせでも柄が『少し』つながっている。
実は『絵羽柄』。

※使われている着物
附下、訪問着

これが一番「訪問着」と「附下」の違いを難しくしてしまっている
お着物ですね。
実質的には『絵羽柄』なのです。

『附下っぽい訪問着』も『訪問着っぽい附下』も
最近では珍しくありません(笑)。

ですので、仕立上がった際、さらには帯を締めて着用された際には
殆ど区別がつかない場合がほとんどです。
二つの違いは
『販売時に反物か、仮絵羽か』、
『柄が控えめか、華やかか』だけです。



【絵羽柄】その2『絵羽らしい絵羽柄』

houmongi2.png


※柄解説
『羽』ばたく姿の様に着物を広げた際に
一枚の『絵』のようになっている柄。
裾や胸、袖等で違う絵柄がついている。
柄の上下は前後で統一されており、
且つ、縫い合せでも柄が繋がっている。

※使われている着物
附下、訪問着、留袖、振袖

着物の華やかさを代表する柄。
もっとも『着物らしい』柄といえるかもしれません。
実は、訪問着と附下の違いは『柄の分量』だけでなく、
もう一つあります。

それは『染め方』です。

附下は反物状態のまま、下絵をつける、
あるいは型付けをしていきます。
ですが、訪問着の場合、特に手描きの訪問着は、
一旦白生地を仮絵羽にし、その状態で下絵を描きます。
そしてその後、再度、
仮絵羽をといて各パーツを縫い付けし直すことで
反物状態に戻してから本格的な染作業に入ります。

ですので、上記のような、縫い目にとらわれ無い、
大胆な図案を表現できるのです。


以上となります。

皆様、各柄、および、それが使われている着物に
ついてお分かりいただけましたでしょうか?

少しでも皆様の着物ライフのお手伝いになれましたら
幸いに存じます。
又何か、ご不明な点やご質問がありましたら
いつでもお気軽にお問合せ下さいませ。

今後もよろしくお願いいたします。

明日は定休日ですのでこちらのブログもお休み
とさせて頂きます。
また、木曜日によろしくお願いいたします!

本日もありがとうございました!

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