プロフィール

赤羽寛樹

Author:赤羽寛樹
誕生日:S47年3月17日
血液型:O型
生まれ:新潟県新潟市
性 別:男
「新潟市古町通五番町の着物屋『赤羽』の若旦那でございます。
着物の楽しさを広めるべく頑張りますのでよろしくおねがいします!」


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昨日、仕事が終って帰宅し、
着替えながら何気に見ていたTVドラマで、
どうも両親とイマイチうまくいっていない様子の、
少々ヤサぐれている女の子が
和やかな家族(とそこのご主人が経営している会社の社員?)と
一緒に夕飯を食べているシーンがありましてその中で、


全員で『いただきまーす!』

団欒している内の社員(?)の一人が女の子に向かって
『おまえ、今、いただきます!って言わなかったな?』

それに対して女の子が
『誰に向かって言うの??なんで言わなくちゃならないの??』

って言うもんだから男は、
『それは、作物を作ってくれた人、料理してくれた人、
  そして家族にだよ』

って答えるとさらに女の子は
『じゃ、自分で作って一人で食べるときは??』

っていう質問で
『えっ?おまえは家族と一緒に食べないのか??』

っていう「質問に質問返し」になって・・・

見たいなヤリ取りがありました。

その後は、ドラマ全体も「家族とは何ぞや」
的な話に移っていったのだけど、
私が気になったのは
『なぜ、そして、誰に対して、
 いただきます、を言うのか??』
という事。

もちろんドラマの中で男性が言っていた、
『作物を作ってくれた人、  
  料理をしてくれた人、
   一緒に食べる(食べてくれる)家族に対して』
というのも間違いではないかと思いますが、

私はズッーと、

『食べ物その物に対して感謝する』

だと思っていたので、ドラマでの会話のやり取り
には少し『??』でした。

これって何気にものすごく大事な事だと思います。
ある意味、着物も含めた日本文化の根源にまで関わる
事だと思います。

私が思っている『いただきます』の意味は、

それが植物であれ、動物であれ、あなた(←あえてこう書きます)
の命を食べないと自分も死んじゃうから、
食べるけど、せめて精一杯感謝しながら食べますね!
そしてそれらを育んでくれている自然にも・・・。

という物です。

これは、
『人、動植物、
 あるいは石や山等の自然にあるもの、
 さらには、建物や場所も含め、
 全ての物には神様が宿り、「上下なく」皆大事にしなければいけない』
という、いわゆる
『八百万(やおよろず)の神』思想
に基づいていているかと思います。

そして日本の伝統的文化、価値観を語る上で
この『八百万(やおよろず)の神』思想は
欠かす事が出来ない、世界的にもオリジナリティあふれる
思想だと私は思います。

なので
『作物を作ってくれたから』とか『料理してくれたから』といった
『他者(人限定)への労働』に対する御礼はあくまで付帯的な理由であり、それらはある意味『近代的な理由』になるのではないでしょうか。

ちなみにキリスト教でも食事をする前にお祈りをしたりしますが、
これは
『食料となる穀物や肉を我々に提供してくれた「神様」に感謝』
しています。
あくまで、
『人以外の動植物は
 人が生き残るために神様が与えてくれた「食料」である』
という考えなのです。
少々極論的な書き方かもしれませんし、
日本人がよむと『何だか残酷だな』と思われるかもしれませんが、
でも根本的にはそうなのです。
もっと根本的な所を言うと、
日本語の『かみさま』と英語の『GOD』さらには中国語の『神』
もみんな『似て非なる』物だと思いますがここを書き始めると
さらに長くなってしまうので今日はここまで・・・。

ただ、では
『日本文化が素晴らしくて西洋文化はダメなのか』
と思っているわけでもありません。
それぞれの文化が出来上がるまでの環境も皆違う訳ですから
違って当然でそれらは『優劣』で判断、比較する物では無いとも
思っています。
その「違い」をお互いに尊重、理解しあえるのが一番ですよね。


何気ないTVドラマの会話ですが、
こういう所でも『日本の文化が少しづつ変ってきている』
と考えてしまいます。
変えるべき所は変えていかなければなりませんが
変えてはいけない所もあるはずです。
自国の伝統的価値観や文化を
これからも大事にしていきたいと思います。
着物を通して・・・。

なんて、今日は最近よく言われる『オッサン臭い』を通り越して
おじいちゃんみたいな日記でしたね(笑)。

コレに懲りず今後もよろしくお願いいたします。

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