プロフィール

赤羽寛樹

Author:赤羽寛樹
誕生日:S47年3月17日
血液型:O型
生まれ:新潟県新潟市
性 別:男
「新潟市古町通五番町の着物屋『赤羽』の若旦那でございます。
着物の楽しさを広めるべく頑張りますのでよろしくおねがいします!」


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宝尽くし

皆様、お元気ですか?
展示会中にも関わらず、本日もブログ更新いたします(笑)。

うーん、おでめたい!

コチラは現在開催中の1月展示会『新玉の会』のディスプレイの一部です。

左から『七福神の帯』、
真ん中の初日の出のお軸を挟んで、
『宝尽くし柄の帯』、『松と梅柄の袋帯』です。

いかにもお正月って感じです!

さて、ただ今ご紹介した『宝尽くし』と言う柄、
様々な小さい柄が集まって『宝尽くし』と言われていますが、
それぞれの柄に皆いわれがあります。
今回は各柄のお名前といわれをご紹介いたします!
宝尽くしの染帯

こちらも宝尽くし柄ですが染帯です。
市松文様と宝尽くしの組み合わせが可愛いですね!

では、各柄のお名前&いわれをつれづれと・・・。
なお、柄名を見ればどの柄の説明をしているのかは概ね分かるかと思いますが、万が一解らない場合は各自調査でお願いします(苦笑)。

・小槌
いわゆる打ち出の小槌です。一寸法師でもお馴染みですね。
そう、願いごとをしながら振るとどんな願い事もかなうというアレです。
七福神の大黒様ももっていますね。
物を作り上げる道具、
という事で願い事がかなう道具の象徴になったそうです。

・宝珠
玉葱のような形をしている火焔が出ているように見える柄。
龍が愛玩するという珠らしく、金銀財宝を望むままに出す事が
出来るそう・・・。
漫画『ドラゴンボール』のルーツなのかな、もしかして??

・隠れ蓑・隠れ笠
これもおとぎ話で出てきたアレです。
そう、被っていると自分の姿が廻りから見えなくなる、という道具です。
それが転じて『災いから身を隠す』という意味だそうです。
なるほど!

・金嚢(きんのう)
いわゆる巾着の一種です。宝袋と言う場合も。
お金やお守りをいれる物で昔から大切にされてきたとか。
今でいえばお財布のような感覚でしょうか。
マンマといえばまんまですが、でも一番伝わります(笑)!

・丁子(ちょうじ)
これが一番意外でした。
これは何かと言うと元々は南洋の果物で、
昔はお香として使われていた植物だそうですが、
実はこれ、現在では香辛料として一般的に使われている
『グローブ』なんだそうです。
その芳香と希少価値から大切にされ、
更には文様化されたそうです。
なんだか歴史の流れを感じて楽しいです!

・分銅
秤の基準であり、また非常時には換金された、
という事で昔は大事にされていたとか。
確かに現在の用に簡単に重さを量れるような道具が無い時代
では大変に貴重な物だったのでしょうね。
換金された、というのも納得です。
『普遍、不変のもの』という意味もあるのかも。

・宝巻(たからまき)
貴重な知恵を授けてくれる書画巻物です。
本屋さんで簡単に本を買えたり、
パソコンで世界中の様々な情報や人々の考えを
検索する事が出来なかった昔は
書物も現代とは比べ物にならないくらい
大切な物だったのでしょうね。
私も日々勉強する気持ちを忘れない様にします!

・如意
孫悟空がもっていた如意棒です。
本来は仏具で、自分の手の如く意のままに扱える道具
という意味から転じて、人生を意のままに自由に過ごすという願い
が託されたのだそうです。
私も如意棒欲しいてす(笑)。

・七宝(しっぽう)
きものの柄でもご存知の丸が四方八方に広がっていく柄です。
その『四方八方』と仏教用語の『七宝(しっぽう)』が似ていて
縁起が良いのでこう呼ばれるようになったとか。
ちなみに仏教の7つの宝とは
金・銀・瑠璃・メノウ・シャコ・琥珀・珊瑚だそうです。
人のご縁が広がり、家の繁栄が続く、という思いが
込められています。

・宝やく(鍵)
江戸時代の住居の家は板の引き戸が一般的で、
そこに『さる』とよばれるツッカイ棒状の落し鍵が
掛けられていてその鍵を開けるため(正確には引き上げる)
ための鍵だそうです。
ですのであんな特殊な形をしているのでしょう。
いわゆる『南京錠』とは違うものだそうです。
何処にでも自由にいける、あるいはどんな障害も
乗り越えられる、という謂れなのでしょうか?
でも、他人様の家には入っちゃだめですよ(笑)。

以上、ざっとご紹介させていただきました。
時代や地域によって多少の違いもあるそうなのでそれをまた
調べてみるのも楽しいかもしれません。

文様の意味一つを調べていくのも、結局は
日本の歴史や風土を学んでいくようで楽しいものです。

皆様もお着物をお召しになる際に、ご自分が着ているお着物や帯に描かれている柄の歴史や謂れを知っていると、今まで以上にその着物に愛着が沸くかもしれませんね。

皆様の着物生活がより楽しくなる事を祈念しております!

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